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ギリシャの旅を終えて


日本のルーツを辿る旅。ギリシャは、本当に自然が雄大で牧歌的で、海も陸も美しい土地でした。そして日本の神社と同じように、神様がいらっしゃる神殿遺跡と形だけの遺跡がありました。


神殿の柱や内部に施された数々の神様の彫刻や建築美には目を見張るほどの精緻さがあり、仏像と同じく、氣、生きている気配を感じさせてくれるものでした。


そしてそれを破壊して持ち去ったローマ帝国の破壊力や感性や尊重の無さ。残されている彫刻の壊され方等から、人のあらゆる側面を感じました。


オリンピック発祥の地オリンピアでは、精神美、教養美、肉体美を備えた人だけが競技に出場できることや、医療の聖地では、自然、土地の氣、音楽、演劇という芸術、マッサージ、スポーツで癒すことを主体といていた点や、どこの遺跡にも必ず劇場があったこと、ローマ帝国他に持ち去られたとはいえ後に残された彫刻の数がそれでも多くあることなど、あれほどまでに美と栄華を極めた文明が滅んだのはなぜだったのか?


その点を学ぶことができました。


精神性、哲学、見えない存在への敬いの喪失。


文明のある時点でこのことが起こり、ギリシャエーゲ海文明は崩壊して行ったことが分かりました。


日本も、学ぶべきことがここに多くあるように思います。


今は縄文遺跡以外は遺跡になっていない、寺社仏閣も今も生き続けている日本。この縄文から継承された美しい文化をこれからの未来にも継承していきたいものです。


そのためには、背景となる精神性、哲学、ご先祖や自然、八百万の神を敬う気持ちが継承されている必要があります。


私はこれからも引き続き、「リーダーのための言霊塾」等を通して、いただいた日本の信頼(世界一ビザなし渡航できる国が多い日本のパスポートの信頼性。前の世代のご先祖様方が培ってくださった賜物ですね)や安全、清潔さ、秩序に感謝しつつ、継承された文化を知って伝えていける仲間を増やす活動をしていきたいと思っています。


ギリシャの人々は明るくおおらかでした。 どんな時にも今と未来を肯定して信じて、過去に感謝しながら生きていきたいものです。


徳山先生、鮎川先生、矢島先生、主催の鮎川義塾の新庄さん、二宮さん他の皆様、リアルインサイトの鳥内さん他皆様、ご一緒した皆々様 素晴らしい体験をありがとうございます。




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