ギリシャと日本 そしてインスピレーション


ギリシャ人のご主人と結婚されてギリシャに45年間住むガイドさんのお話によると、ギリシャの方々は差別をしないのだそうです。そして温厚で親切だから暮らしやすいと言っていました。


日本も国連に人種差別撤廃を初めに訴え提案した国ですね。


建築物や彫刻を博物館等で見ていても、人から見えないところや細部まで気を抜かず丁寧につくり上げられていて、日本の職人芸のようだなと思いました。


ご存知の通り日本の八百万の神と同様、ギリシャの神々もたくさんいて、多神教です。神話を読むと神々も人間臭く嫉妬もしたり仕返しもしたりします。まるで古事記に出てくる神々と同じです。


そして神から麦を与えられて穀物の作り方を教えられているシーンの彫刻画もありました。


古事記のニニギの尊(みこと)の天孫降臨、斎庭の神勅と似ていて驚きました。


時代は下りソクラテスやプラトンの時代にも、あの世の存在や輪廻も認識されていて命は永遠であると信じられていました。


この辺りは仏教の考えと近いですね。


(ローマ帝国がやってきてキリスト教が入ってきたとき、あらゆる美しい彫刻や建築物は破壊され、建築物の彫刻は剥がされて持ち去られました。それらはフランスのルーブル美術館や、イギリスの大英博物館で観ることができます。)


アリストテレスの時代から、唯物論の価値観が世を席巻するようになって行ったそうです。それまでは、見えない世界も尊重され神と人とが共に過ごしてきたのです。


このあたりの流れも、日本と似ている。と感じました。


日本には縄文遺跡こそあれ、遺跡はなくて今も生きている寺院たちばかりですが、これから先もこの文化を大事に守っていきたいものです。


写真1枚目、4枚目は、医学の神アスクレビオスの聖地の劇場です。紀元前6世紀頃〜5世紀半ばまで医療の聖地であったこの地では、祭祀による薬の投与ではなく、スポーツ、マッサージを行い、心理面では音楽や演劇で治療をしていたのだそうです。


癒しの施設として、劇場の他、浴場、闘技場、神殿など様々な建物があったそうです。1300人収容できる劇場です。


2枚目と5枚目は、紀元前540年頃。アルカイック・スマイル(戦争がない平和な時代)の彫像の衣服に、16菊花紋が施されています!


なぜ天皇家の紋であり私たちのパスポートの柄と同じなのかは、不明なのだそうです。時代が古すぎて、学者による推察や諸説があったり、不明点が多々あるのがギリシャの文明。ますます想像力をかき立てられます。


写真3枚目は、オリンピックスタジアム。3日前に訪れたオリンピアで点火式をした聖火リレーはここのスタジアムまで運ばれてくるのだそうです。


コイン博物館のコインは、柄も大きさも様々で、重さで価値を測ったそうです。以前日本銀行に勤めていたので、この辺りも興味深く眺めました。


最後はヘルメス像。伝令の神、商業の神でもあるヘルメス像は、違うポーズのものが、三越の正面玄関の上に見ることができます。


気づき、学び、体感、頂いたインスピレーション、共に旅した法友の皆さんとの繋がりが満載の時間でした。


アメノウズメチーム。よく笑いました。


この学び、必ず還元してまいります。


皆々様。ありがとうございました。




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