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農業体験からの豊富な気付き


土曜日は、お知り合いの島田さんが運営されている埼玉県のソラシドスクールで農業体験をしました。体験はすごいですね。たくさんの気づきと学びがありました。


10年くらい前から「食べ物は自分で作ったほうがいい」と思っていましたが、思うように進んでいません。(3年間仲間たちと稲作をしたことがあり、この時にも気づきがたくさんありました)近所の貸農園も空き待ちでなかなかの人気です。


今回は野菜の畑で体験です。子供の頃に父がやっていた家庭菜園での収穫を思い出しながら、夏野菜、枝豆、トマト、じゃがいも、シソ、いんげんを収穫しました。


実がなっていると、それだけで嬉しい気持ちになります。


ワイワイ言いながら、始めました。


しかし中腰になったり雨の合間を縫ったりとしているだけで意外と疲れてしまいました。


ふと隣の畑を見ると、ずーっと作業をし続けている腰の曲がったおばあ様がおられました。これにも驚かされました。

私よりずっと年上と思われる方なのに、なんと強い足腰なんでしょうか。


指導して下さった明石農園の明石さんは、この地、埼玉県鶴瀬で15年間自然農、無農薬で野菜作りを続けておられます。


明石さんがおっしゃるには、「種がこぼれたらそこから生えてくるんですよね。」と気軽におっしゃりながら、人間側の意図ではなく、野菜たちの生命力に委ねながらの農業のあり方を教えてくださいました。


今年は雨が多いこともあり、トマトはあまり収穫できませんでいた。きゅうりもあまりならなかったのだそうです。


一方で、枝豆やしそ、インゲン豆などが多く採れていました。


そこでまた明石さんによると「その年に良くなる野菜はその年に必要な栄養を持っている。その年に必要な生命力がある。だからたくさんなった野菜を食べることが自分の生命力になる。」

と言うような内容のことおをっしゃっていまして、まったくそうだなあと思いました。


スーパーで買い物をしていると、旬の食べ物も分からなくなりがちですが、それを意識していても、どの野菜が多く採れていてどの野菜が今年は採れていないか?も分かりづらいものです(多少値段で分かることもありますが)。


トマトの種の取り方なども教えてもらえて、自家採取の種を取っては育てを繰り返すことの大事さを改めて思いました。


食べ物を自給できることは、本当に大事なことだと思います。

食料自給率が低い日本ですが、コロナ他の影響で外国から野菜が届かないこともあるかもしれませんし、何より野菜を育てると、本当に謙虚な気持ちになったり感謝の気持ちが沸いたりするなあと思うのです。今回の体験からも、つくづく謙虚になり食べ物への感謝が沸きました。


東京で暮らしていても、プランターでできる野菜から順に育てられるようになれたら。と思っています。


島田さん、明石さん、ご一緒しました皆様、ありがとうございました。


収穫した野菜たち、本当においしかったです!

ソラシドスクールのURLはこちらです。



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