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花を愛でるつもりが異界への散歩譚


外出せず仕事をしていると、移動時間が減って非常に時間が有効に使えますね。その代わりに歩く機会が減るので、散歩に出かけました。近所には様々な花が咲いていて、春の訪れをそこここに知らせてくれていました。暦も啓蟄を過ぎていますから、歩いているうちに汗ばんでくるほどです。 近所の神社に参拝し、さらにまだ行ったことのない方向へと歩を進めると、なんとも不思議な空間に出くわしてしまいました! 時代も、国も、飛び越えた不思議な場所。。かっぱがいたり、中国宋時代の巨大な石像がどどーんと何体も並んでいたり、大日如来様もお不動様も、知恵の神様としてお大師様の幼少の姿の像もあり、 そして誰もいない。 あまりにその一つ一つの像が息遣いを感じるほどのインパクトで、写真を撮ってはいけない気がしたので、順に丁寧に眺め合掌してその場を去りました。 そしてここのところすっかり小学校の休み時間の校庭のようになっている公園まで歩いて、子供たちの遊び声や笑顔を見て聞いて、なんだかホッとしたのでした。 日常のふとしたところにも、異界のような空間ってあるんですね。 時空間を随分移動したような、楽しい冒険散歩でした。




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