母を故郷へ
- 株式会社ひらり
- 5月21日
- 読了時間: 2分

母を故郷へ
娘から見ていてもなかなか波瀾万丈な人生の母です。
2歳に満たない頃、満州から引き揚げる船中で、
栄養不足で瀕死の状態だったそうです。
結婚10年目に夫(私から見ると父)の独立起業直後に
倒産寸前の状況を掻い潜り、30代終わりに難病になり、
夫の精神病の火消しに回り、頭を割って血を吸い出す手術から、
がんと心臓病の手術まで、ゴットハンドの素晴らしい先生方に
その都度出会いながら復活してきている人です。
その傍で数えてみると5回家を買い、今も一人で暮らすには
ちょうどいい小さな平屋の家に、妹家族の家(元実家)の隣に住んでいます。
昨日から今日にかけて、手術後体調、体力が戻ってきた母を、
今のうちに、と故郷の京都に妹と一緒に連れて行って来たのでした。
6年ぶりに母の姉との再会の場面に立ち会ってきました。
そして実家に帰宅後は母の住む家を大掃除しながら、
横になっている母と「波瀾万丈な人生だったね。」なんていいながら、
利他の心で生きてきた母の人生を思いました。
自分の欲はほとんど言わないで、夫と娘たちを優先に生きた母。
今でも何かを食べさせてくれようとしたり、何かをお土産に
持たせてくれようとする母。
台所や洗面所を磨きながら、母からの愛,母への感謝を思い、
同時に母と子の間に流れる愛を地球との関係に置き換えて、
地球というお母さんに感謝しながら、愛の循環で生きる社会を
作っていきたいなあと、思ったりしていました。
母って本当に大きい存在ですよね。。
お母さんありがとう。
母なる大地・地球(ガイア)にも、ありがとうございます。




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