100年の杜
月曜日に、ある方のご案内で、明治神宮の100年の杜を訪れました。
現在、70万平方メートルに及ぶ神宮の杜ですが、元々は荒地だったそうです。
1915(大正4)年に造営工事が始まり、350種以上、10万本の木々が国内外から奉献され、のべ11万人の方々の勤労奉仕により植樹されました。
明治神宮に参拝された方はご存知かと思いますが、今や驚くような自然林になっています。 明治神宮のサイトに、当時の風景写真も掲載されていますが、本当に何もない土地だったのがわかります。
「木を植えた人」というものがたりが私は大好きですが、木を植えたら100年後にはこんなに見事な森になるのだ。と実証して現代を生きる私たちに見せてくれた100年前の先人に、本当にありがたいことだと、ただ感謝するばかりです。
豊かな木々の間の道を、梢を渡りゆく風の音と、鳥たちの鳴き声を心地よく聞き、きらきらと光を返す木の葉の眩しくも可憐な様を見ながら、森の香りを深く吸い込みました。
明治神宮は、多くの観光客でいっぱいでした。裏の森の道は、誰も歩いていないところもありました。
ご案内いただいた方、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。
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