空へ外へと枝葉を広げることも大事ですが、木は根がしっかりと大地の深いところへ伸びていることによって揺るぎなくなりますよね。
私たちが受け取って知らず知らずのうちに体現している文化や世界観を知ることは、自分自身の存在を揺るぎなくしてくれます。
先週末「みんなの古民家」で開催した「言霊塾 中伝」に参加された方の感想です。
「入門編の冒頭に、『木には枝や葉をつけることも重要だけれど、木の高さと同じくらい根をはることが重要であり、言霊塾でやることはその根をはる部分の作業である』といった主旨の説明をいただいたかと思います。
初伝、中伝と知識を深める毎にに、先人への感謝は、技能、精神性から、冷静なもの、高度な知能まで幅広く広がって行きました。 こんな祖先を持つ日本人に生まれたことの感謝。
そして私は東北の、特筆する文化もない田舎町の、それもそのはずれの集落に、米農家の小作人を祖先とする家に生まれた事に、家族への愛情と感謝はあっても、その環境そのものに対しては、あまり抱いてはいませんでした。
今は、生まれた時から曽祖父母も暮らす大家族の中、神棚と仏壇と明神様の祀られる家で、一定の神信心の行事と稲作を見て育ったことは、どれほど学ぶ機会に恵まれていた環境だったのかと誇らしい気持ちです。
日本の先人達に、そして私の家族の祖先達に、感謝と尊敬の念を持つという事は、こんなにも体があたたかさと充足感で満たされる事なのかと。根をはる大切さ、分かった気がします。。
古事記に秘められた暗号をもっと知りたいです。
スピリチュアルなことをやっているはずなのに、ほど良い加減に論理的でマニアックなあきさんのクラスが好きです。」 大友久美 様 外資系IT企業勤務
ご参加ありがとうございます😊
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