密かに2011年から「1000年プロジェクト」と名付けて活動しているものたちがあります。
何度かフェイスブックやメール講座などでも書かせていただいているので、繰り返しお読みいただく方もいるかもしれませんが、大事なことなので改めて書かせていただきます。
学生時代に『萬葉集』(万葉集)の歌を読んだ時、感動したんです。1300年前の人の嘆きや人を恋しいと思う気持ちに共感できることに。そして、当時の私は1300年前の人から手紙をいただいた気がしてなんとも嬉しい気持ちになりました。
そして返歌(返信)を詠もう(書こう)としましたが、現代の時間感覚のもとでは、1300年過去に生きた人に手紙を届けることができません。
そこで思いました。
こんなに素敵なプレゼントを1300年前の人にいただいたのだから、私は、1000年未来の人たちに何かをプレゼントしたい。と。
その思いから始まっている1000年プロジェクトです。 ーーーーーーーー
私たち人間は、7歳くらいまでに様々なことを身近な養育者から真似て学び身につけていきます。日常生活のリズム、振る舞い、食事の仕方、マナーなどなどです。例えば「こんにちは」と挨拶する時、お辞儀をするのも日本の文化に馴染みのある人なら自然にしますね。それもその一つです。
そして口癖も真似たりしますね。思考パターンまでも真似ると言われています。
同時に人は、人からされたことを人にします。 特に模倣能力の高い幼少期に、養育者がどんなことを自分に言ったりしたりしたのか? を良い悪いではなく吸収して知らず知らずのうちに再現し、長じて大人になってもずっと同じような思考と言動のパターンを繰り返します。
例えば、親からガミガミ言われたから子供には言わないようにしようと思っているのに、言ってしまう。とか、悲観的思考パターンが受け継がれているなどです。
(この間には、その人特有の体験経験から身につけたパターンもありますが、その根底となる出来事の受け止め方のパターンを身につけていると言えます。)
で、私たちは代々そのパターンを身につけているわけです。それが家風と言うのかもしれません。
ご先祖様からいただいたありがたい思いや習慣を感謝して受け止め、自分を縛ったり苦しめたりするパターンがあるとしたら、それに意識的に気づいて手放し、新たな自分を幸せにする思考パターンを身につける。
これをしていくための一つの手法がNLP心理学を学ぶと言うことだと思っています。ワークショップ形式で言語での論理的理解と体験からの理解で腑に落とす学びです。
株式会社ひらりでは、NLP心理学を、「無意識で行なっている思考と言動のパターンを意識に上げて手放していく手法を身につける」という意味を込めて「コンシャスリリース・メソッド」と名付けています。
私たちの世代の享受しているギフトは様々にありますが、その一つが「脳科学と心理学の発達により、自分に制限をかけている言動と思考のパターンを変えることができる」というものです。
これは本当に大きなことだと思います。
分かっちゃいるけど変えられないパターンを望む方向に変えていく。このことができるようになった第一世代が私たちです。
だからこそ、私たちは後の世代の人たちのためにも、望ましくないパターンを変えていくのです。
私たちの世代が意図的に自分を制限する思考パターンを手放し、幸せになる心の仕組みを身につけたとしたら、次の世代の人たちはそこに手をつける必要もなく、幸せになる心の仕組みを受け取りそのまま生きて次の世代に渡してくれることになります。
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これが私が千年未来を生きる人に渡せるプレゼントだと思って、1000年プロジェクトを実践しています。
なので、株式会社ひらりでNLP心理学や言霊塾(ここにもNLP、脳科学の裏づけも入っています)を学ぶ方々は、漏れ無く1000年プロジェクトに参画していただくということになるのです。
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リクエストが集まったら開講することにしている米国NLP協会認定プラクティショナーコース。 今年は6月6日からの開催が決まりました。 通算27回目の進行となります。
定員10名で残席2名です。あまりにもすぐに一杯になるようでしたら、2席ほど増員しようと思います。
コーチ、キャリアカウンセラー、人事担当者、上司、教師、講師、経営者、自営業の方々の参加が多いです。
サイトは2年前まで主宰していたコアクリエーションズのところになりますが、日程金額他詳細を掲載していますので、リンク先はこちらになります。
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