笑う=祓う。輪のチカラ
リーダーのための言霊塾 奥伝で、三内丸山遺跡〜いわき山。青森にて学びの旅の最中です。
輪になって一つのことについて感じたことを声に出していく時、一方的に講義を聞くのとはまた違って、それそのものの立体像が浮かび上がってくるように思います。
例えば、小牧野遺跡。環状列石=ストーンサークルの中心で感じたこと。
陰陽の世界観、元は一なるものであるとする世界観がやまと言葉に表れていることについて。
心は天からの賜り物だとする祝詞の一節について。
「和を持って貴しとなす」と聖徳太子が言われたこと、立場の上下を超えて話し合って決めなさいと十七条憲法の第一条で言わんとされたことについて感じること。
和になって対話することで、大いなる知恵が立ち顕れる。この場に起こる空気感を説明することは難しいですが、そこにいる全員で作り上げていく(受け取ってつむぎ上げていく)集団の智慧があるように思います。
石器時代(上古代)、縄文、弥生と経て、聖徳太子が国としての基盤を整え言語化してくれるまでの流れ。
言霊、やまとことば、笑いのチカラ。
天の岩戸開きの時の神々の話し合いとその後の行動を再現しているような時間。
その土地に訪れるからこそ、五感から感じ取れるものがあるように思います。
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