時事ネタをNLPで眺め、解説する
- 株式会社ひらり
- 2023年6月15日
- 読了時間: 3分

時事ネタをNLPで眺め、解説する
今日はNLPを学んだ方向けの復習勉強会でした。
毎年数回ずつ開催しています。
今回のテーマは、標題の通り「時事ネタをNLPで眺め、解説する」です。
情報が過剰なほどに溢れている時代だからこそ、無意識の働き、脳の仕組みを分かって、洗脳されないように自分や大切な人を守りたいものです。
・同じ情報を繰り返し見たり聞いたりすると、事実ではないことでも、初めのうちは根も葉もないことだ、と思っていても、だんだんと事実だと思い込むようになる。
・「ファイザーとモデルナ、どっちがいい?」というような二者択一の情報は、ワクチンを打つのが前提になっている。
・人は恐れの情報の方が、喜びの情報よりも早く取り入れる。(生存していくため、危険は早く回避する必要があるが、喜びの情報は急いで入手する必要がないため)だから問題を扱うニュースはアクセス数、視聴率が高くなる。そして問題を扱うニュースや問題を回避するための商品や広告が増える。
・ニュースや情報には、「前提」が入っている。何を前提とした話題であるのか?を見極める。
・人の脳は体験を言語化する際に一般化(X=Yというシンプルな構造に)する。いい、悪いで情報をジャッジしたり、悪いとなると原因追及をし、何か(誰か)を責める。が考え方のパターンになっている場合や人も多い。ということに気付いている必要がある。
・混乱するような状況が起こった時、人は解決の道を求める。その時に通常ならおかしいと気づくようなことに気づかなくなり、デマやを信じやすくなる。
・意識は一つのものにしか焦点を当てられない。一度「これはこうだ」と信じ込むと、そ例外の見方、捉え方を取り入れにくくなる。
・問題(ニュース)をよく見たり聞いたり触れたりすればするほど、社会には問題が増え続けている、問題ばかりである。と思い込んでいく。しかし実際の統計値を見ると、日本では戦後に比べて凶悪犯罪が減少していたり、世界では貧困が減少していたりする。
・ボーっとしている時に見たり聞いたりした情報は、潜在意識の中に刷り込まれやすい。
・戦争のニュースを日々見ていると、戦争が起こって当たり前、人間とはそういうもの。と思い込む。しかし本当だろうか。ずっと平和が続いている国や地域もある。歴史を見ると1万年以上平和だったと言われる縄文時代や平安時代、江戸時代など平和だった時代もある。どこに焦点を当てて世の中を見ているか?によって。見え方が違ってくる。
等、こちらからの話題提供と、参加されている方々からのNLPの学びを踏まえた視点、意見が出ました。
脳の仕組み、無意識の働きを分かって情報と接していくことは、情報に翻弄されることを防ぐ大切な道だと思います。
「チャットGPTは形式知を取り出すのが得意だが、暗黙知(無意識の領域)を取り出すことはできない。NLPを通して無意識について学ぶことは、これからの時代に非常に重要なことだ。」というご意見も出ました。
私たちが鍛えるべき能力は、情報を処理する能力=大脳新皮質の領域ではなく、大脳辺縁系(感じる力)や脳幹、間脳視床下部にある直観力や洞察力、一元性を感じる力なのではないでしょうか。
悲しいニュースに心が痛む時、その感情は大切なかけがえのないものだと思います。
情報として処理しないで、その痛みと共にいた時に、大切なものに気付ける、大切な行動に導いてくれるのだと思います。
今日勉強会に参加された皆様、今の時代だからこそ大切な対話をできましたことに感謝です。
久しぶりにお会いできた方も、とてもうれしかったです。
ありがとうございました。
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