地球にビンタされた日
ちょうど1ヶ月前のことです。
随分回復してきましたので、起こったこと、気づいたことを書いていきます。
メルマガを毎週発行しておりますので、登録されている方は近況もご覧いただいているかと思います。
後半の方が体験からの学び、気づきになっています。
【ケガの状況】 8月26日、セミナーのあと、帰宅の途につきました。
ちょっと寝不足で疲労がたま っていました。
最寄り駅の交差点で信号が変わりそうだったので走りましたら、履いていたワイドパンツのすそに足を取られて交差点の真ん中で転倒してしまいました。
両足が取られていたので、手とあごで受けて、右手首と左あごの付け根(こめかみ当たりの細い骨) を骨折、顎からは流血、右頬打撲(これが地球からのビンタだと思った)というちょっとした惨事となってしまいました。
通行人の2人の方が助けてくださり、お巡りさんも来てくださり、本当に助けて頂きました。
【その後の経過】
あごは1か月固定という方法で治療中。
右手のギブスは外れてキ ーボードを打ち、文字を書くことができるようになりました。
手首の可動域を広げるリハビリをしています。
顎は固定されているので 会話が聞き取りづらいです。
明後日、28日にはあごの固定も外れる予定です。
講義やコーチングなど、話す仕事ですので、全てのセミナーやセッションを10月以降に延期し、企業研修で延期できないものは、代理の講師の方にお願いしています。
【気づいたこと・学んだこと】 1、守られている。 ご先祖様や神仏に守られていることを感じました。
最大限後遺症が残らない範囲で一番痛い方法で転んだと思います。
絶妙な形でご先祖様や神仏が警告を示してくださったというのが第一印象です。
2、過剰だった。 1)何でもかんでも、世のため人のため責任感から引き受けすぎた。 2)寝不足をし過ぎた。 3)頑張り方、自分の命の活かし方を間違えた。 4)体力を過信した。
他の人も忙しそうだから、とあれこれ自分でやり過ぎて、ここまでやり過ぎているんだよと知らせるための酷いケガだったように思います。
3. 願いが叶った。 この出来事は、見方を変えると、実は願っていたことが叶ったともいうことができました。 というのは、十分にゆっくりとした時間を1か月ほど取って、深く呼吸し、よく睡眠をとり、日常を俯瞰しながら、これからの動き方をより効果的にできるよう、方向転換のための時間を取りたい。 いい加減、そういう時間を取らなければいけない。
切り替えの時がきている。
と感じ、時間を取りたいと願っていたのです。
それが強制的で 急、かつ痛い形ではあるものの、実現したと言えるのです。
かくして常に、たいていの願いは叶う訳ですが、今度からは願いを持つ時には、「マイルドに、全員にとってハッピーな方法で叶いますように。」ということもしっかりと添えて願いたいと思います。
4. 無意識、大自然は少しずつサインをくれている。 さらに見方を変えると、今回の出来事は「地球にビンタされた」とも言えるなと思っています。
転倒した際に、右頬を強く打ちました。
小学生の頃は先生にビンタされたりしましたが、今やそんなことをしたらパワハラで訴えられますよね。
なので、人に変わって地球が大きな愛で鞭打ってくれたことでもあるように思います。
何のためか。
それは、「生き方、働き方を変えなさい。」ということです。
なんでも責任感や私がちょっと頑張れば。と言う考えからやってしまう癖。
そし て身体がへとへとになっても、なお気力で乗り切る癖。
「この癖をもうやめなさい!と目を覚ましなさい!」と怒られたように思います。
地球や自然は言葉を持ちませんから、こうして体験を通して教えてくれるように思います。
今人類が直面してい気候変動や戦争他の大きな課題は、人類がそこまでしないと方向転換できないからこそ、大きな問題という形で起こっていると言えるのではないかと私は思います。
私個人の体験も、会社や地域、国の課題も、人類共通の課題も、初めは小さなサインが来ていたはずです。
そのサインを見逃し、見ないふりをし、大丈夫と慢心して突き進むと、より大きな出来事が訪れます。「気づいて、変えてほしい」というサインです。 私の場合、「私は体力と気力で乗り切れる」という慢心がありました。
5.多角的に捉える。 このように、一つの出来事を多角的に捉えることは、大事なことですね。
コロンビア 大学で医学博士号を取得したマクスウェル・マルツ氏のサイコ・サイバネティクス理論 によると、一つの出来事を多角的に捉えられる人ほど、幸せで願いを叶えて生きている のだそうです。
出来事は無色透明で、そこに「いい、悪い」などの色を付けるのは私た ちです。
このようにも、あのようにも受け取れる。と捉え方、視点を多角的に持つ練習をどんどんしていきたいものです。
ということで、これを読まれた皆さん、私の出来事を通して、何等かの学びと気づきのお役に立てれば と思い、共有させていただきました。
日程を延期させていただいた皆様にはご迷惑をおかけしていますが、ジャンプの前にかがむように、深く自分とつながり、バージョンアップしてお目に掛かれるよう、今しばらく静養させていただきます。
復帰はもうすぐ目の前です。
夏休みの子供のように、何も考えずぼーっとする時間を久しぶりにまとめて取ることができました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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