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古事記読書会 あめつちのはじめの会











古事記読書会 あめつちのはじめの会


人は誰でも自分の奥底に、静かに鎮まる場所を

持っており、《みたましづめ》をすることで

そこに繋がることができる。


そして、その奥にある「ひ」に触れることで、

自然と行動力が沸き上がり、心静かな安心感とでも

いうべき安らかなところに至る。


数年前から始まったこちらの読書会では今、全7巻ある

『新釈古事記伝』の、5巻目を読んでいます。


今日は第5巻「勝ちさび」に出てきた《うけひ》

《まいのぼり》《なきいさち》というキーワードを

第4巻「受け日」から振り返り、改めて前回読んだ個所

《あめのやすのかは》を読みました。


《あめのやすのかは》をご自身の体験談から

話していただいた方もあり、事例によって

また理解が深まりました。


「人の創ることのできる、家、村、国のうちで、

最も純らかなものは、神の道にしたがって、

神の道の現れとして、人の創る、家、村、国なのであります。


『古事記』は、この神のあり様と、神の道と、神の家、

村、国の姿と形を示している聖典であります。


これほど貴い内容も持つ『古事記』が、現代においては、

子供たちが興味を持つにすぎないおとぎ話として

とどまっているのは、間違いも甚だしいと言わなければなりません」

『新釈古事記伝 勝佐備』阿部國治氏より


今日も読書会メンバーの皆様、どうもありがとうございました。

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