人はストーリーを記憶する
やまとことば語り部養成協会の言伝師さんが、新たに誕生しました。 長年の風雪に耐え、今もなお語り継がれている古典には、それだけ継続して読まれている意味があるのだと思います。
音義学で紐解く古事記冒頭文。
現代は800年周期で訪れる東西文明の交代期。
西洋中心の時代は過ぎ去り、東洋(日本)の時代が始まっています。(文明法則史学)
経済と科学という信仰に陥っている現代人。 科学的裏付けがあることだけを信じ、経済価値を生み出すものだけを価値があると信じる。 円安や物価の低さから経済力が落ちてきた日本をもうダメだと捉えてしまう。
そんな一面的な視点の物差しでしか世界を見ることができなくなっていませんか? 日本はもうダメだなんて思ったり言ったりしていませんか?
それって本当でしょうか?
お金が判断の軸ではなかった時代は長くありました。
徳を積んでいるかどうか?お天道様に恥じない生き方をしているか?
そんな軸を持っていた時代もあったことでしょう。
共感通貨や信頼資本が生まれている時代。
これからますます、信頼できる人かどうか?や共感できるかどうか?でお金の流れができてくると私は思っています。
「自分さえ良ければ」の考えで、人を蹴落として勝ち進み、お金の流れを生み出してきた経済のあり方は、すでに限界に達していることに、誰もが気づいている。 ではどのようにここから一歩抜け出て新しい視点や価値基準を世界に提案していけるのか?
渋沢栄一さんや鮎川義介さん他、日本の老舗企業達が実践してきた経済のあり方。 日本に長らくあった「経済」の回し方(家族のように思う愛や信頼から始める会社経営)や、自然と共に生きる暮らしから得られる幸運体質の作られ方、未病の知恵、高度な技術力や飽くなき改善、心からのおもてなしの姿勢。
どこをとっても世界基準で提案できることばかり。
ギスギスした社会より、あたたかい心の通い合う社会に生きたいと誰もが願っているのではないかと思います。
新たに言伝師になられた皆様、おめでとうございます。
とっても良い出会いと繋がりが生まれました。
引き続き日本、人類、世界の進化に向けて、絵本「やまとことば神話」の読み語り他、自分が思う行動をしてまいりましょう。
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