一つ心になるリーダーシップ
大国主命の国づくり。少名彦の段を読み進めています。
古事記読書会 あめつちのはじめの会。
大国主命があらゆる存在と一つ心になってゆくことで一つの難問を超えて行きます。
言葉の通じない少名様、グーグーと鳴くばかりのカエル、そして人間であることを止めたかかし。
それらの外見上の表れではなく、存在と一体になったときに解けていく難問。
何のための学問であり、技術であるのか?どんなに學を修め技術を身に付けたとしても、その使う目的が分かっていないと何の意味もないことであること。
ここでも大国主命は「みたましずめ」をして、心が鎮まった時にひとつひとつの解を得て行きます。
日常生活において、私たちも、心を鎮めた時に本来の自分のあるべき方向性が分かってくるのであろうと改めて学びます。
そして、姿かたちや立場によってレッテルを貼るのではなく、あらゆる存在と心通わせることを通して、今何を成すべきか?自分の命の使い道を知るのだなと、農業、料理、狩猟、まつりごとなど各分野における達人のような人生の先輩方のご先祖様方の仕事の様子に思いを馳せました。
分けて、ジャッジする。 から 一つ心になって、心を鎮めてその出来事を通して教えてくれようとしていることに意識を向ける。
一人一人、同じ出来事を通しても、教えてもらうことは違い、学ぶべきことは違うのだと思います。
参加された皆様、ありがとうございました。
古事記読書会、あめつちのはじめの会は、リーダーのための言霊塾 入門編に参加された方でしたら、どなたもご参加可能です。
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