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リーダーのための言葉の使い方


この写真は、今年2月にひらりの入居しているビルの洗面所に貼ってあったものです。

このポスターを見て、「これを作った方、分かっていらっしゃるんだな」と思いました。

何がか、分かりますでしょうか?


このポスターには、「~してください」という命令形の言葉は冒頭に「ご協力お願いします」の1回しか使われていません。


その他の文章の文末に注目してみていただけるといいかと思います。文末を「~してください」「~するようお願いします」「~しましょう」という表現にできそうな文章ですよね。しかしそのようにしていません。「~します」という表現になっています。


人は、指示命令されると抵抗を感じるので、その表現を避けるようにしてあります。


連続して「~してください」「~しないでください」と、口頭でも、文章でも繰り返し言われた時のことを思い出してみてください。どんな気持ちになりましたでしょうか?


恐らく、嫌な気持ち、抵抗する気持ち、否定的な気持ちになったのではないかと思います。


以前住んでいた賃貸の家のハウスルールには、おびただしいほどの「~しないでください」の文章が並んでいて、最後まで読む気がなくなった覚えがあります。


余り否定的な気持ちにならなかったという方も、「~します」「~することができます」などの非指示的メッセージの方が、スムーズな感じがすることと思います。


人を指導育成する立場の方、お子さんをお持ちの方は、こうした言い回しもオプションとして持っておかれると、心から相手のことを言っているのに聞き手に抵抗をされてしまうという事態を避けることができますのでお勧めです。


5月16日(土)は、こうした言葉遣いの達人であった天才的心理療法家ミルトン・エリクソンの手法を学ぶ、ミルトンモデル特別セミナーをオンラインで開催します。


ちょっとした言い回しを変えるだけで、伝えたいことがスムーズに伝わったり、周りの人の行動の変化や成長、自分の可能性の開花を促すようになる。


以前参加された方が「毎日使える言葉の魔法ですね」と感想に書いてくださったので、最近このセミナーのサブタイトルはこの言葉「毎日使える言葉の魔法」を使わせていただいています。


セミナー詳細は、こちらになります。


5月16日(土)10:00~16:30 ミルトンモデル特別セミナー

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