コミュニケーション力とビジネスの関係
先週、在る企業様にて、コミュニケーション研修を行いました。先々週行った企業様もそうでしたが、基本のコミュニケーション力が高く、人柄が良い方々で、気持ちの良い出会いをさせていただきました。
最後まで熱心に参加され、研修の最後には、相手の方の話に一心に耳を傾けておられ、ビジネスの現場でこんな風に自然にソフトに会話ができていたら、ますます生産性の高い、社員の幸福度の高い職場になるであろうと想像していました。
思い出すと、以前勤めていた職場でも、自然なギスギスしないコミュニケーションがあったことを思い出します。そんな職場では、大体リーダーの人柄によって場があたたかかったり、活気づいて居たりしていました。
部長、課長、役員、社長など、その組織のトップの方の心の中を、部下の方々が見える化してくれる、ということがあります。
例えばリーダーの心中に葛藤があったとしたら、部下間の争いというような形で表れることがあります。部下の方々はリーダーの心の中を体現しているという認識はないのですが、部下の言動、部下同士の関係性、組織の雰囲気、空気は、他でもないその組織のリーダーの心持がどのようであるか?を見える化してくれていると言えるのです。
いま、自分がリーダーを務める組織に何が起こっているのか?をよく観察してみていただくと、今の自分の心がどんな状況か?を知る機会になることでしょう。
先週、先々週とお会いした組織リーダーの方々の活気あるコミュニケーション。もともとあったコミュニケーション力の上に、終わるころには、聴く力を高められ、聴いてもらうことで、いきいきと活気づき、内省力を高められていました。
人間関係構築力。人間関係さえあれば、少し言いにくいお願い事項も伝えられたり、「あなたが言うなら、一肌脱ぐよ。」という融通性のある展開が進んだりして行くことでしょう。
研修でお会いした皆様、ありがとうございました。
(写真は今年4月に訪れた久米島のビーチです)
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