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あらゆるものに意義




あらゆるものに意義


「”愛の実現”すなわち”まごころ”をもって使うということ(中略)。つまり”いのち”の発展のために、あらゆるものを生かすために、学問技術は使用するものである。」

「あらゆるものを生かし、あらゆるものに適当な位置を与え、あらゆるものに意義あらしめよというのが大和民族の教えであります。」

毎月恒例『新釈古事記伝』読書会でした。

毎度のことながら深い洞察の古事記の解釈に示唆を受け、現代日本に生きる我々が学びとして受け取っていく時間。

いい悪いのジャッジなく、あらゆるものの存在を認め、生かし、意義を持たせる。

学問技術を、愛とまごころから使う。

Z世代への精神的伝統(やまとごころ)の継承、ロシアとウクライナの関係、特攻隊員たちの死生観、今の小学生に起こっていること、武道の奥義、生け花とフラワーアレンジメントの違い、縄文、、、

様々な視点から語られながら、言葉でラベル化できない大切な”なにものか”を互いに分かち合い、持ち帰る時間でした。


排除するのではなく、全てに存在意義を持たせる。それは八百万の神の世界観でもありますね。。それを、自分自身の身の回りに引き寄せて考えること。一元論から、分離なく一つの世界としてみる、捉えること。


いつもながら、深いレッスンを教えて頂いています。

ともに読み解きあった皆さん、ありがとうございます。




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