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『願いが叶う 神様ポイント』





『願いが叶う 神様ポイント』


熊野速玉大社に2018年に参拝した際に、社務所で購入したこの絵本。子供にも大人にもわかるように、ユーモアのある絵で、古来からご先祖様たちが何を大切にして暮らしてきたか?幸運体質になる先祖伝来の秘訣、徳を積むことが描かれています。


絵本の作者平野ぐれさんと速玉大社の上野宮司様にお目にかかり、この絵本の成り立ちや、背景となる想いについて伺いました。


上野宮司様の透明感ある私心なき佇まい。自然そのもののあり方と、平野ぐれさんの神様ポイントを意識した自然に生かされているという想い。本当に清々しい出会いをさせて頂きました。


上野宮司様は、神道は宗教ではなく道であること、したがって説教や教え諭すことではなく、自分で導き出すもので、答えはないとおしゃっておられました。 簡単に言うと一日一善をどのように伝えるか?今の時代、良いことをすることが勇気のいることかもしれない。 ネットのゲームなどでも、相手を何とかしないと達成できないストーリーが多い。昔はたわいもない喜びがあった。人間教育には正しい教育だけではない。お祭り、宗教的感動体験が大切。「自分だけ達成してよかった」ではない。どうやって神様のことを説こうかと思っていた。ほっとするような何か。神社は御守りだけを売っていていいのか?と思ってきた時に訪れた平野ぐれさんと絵本との出会い。


小学生の子供達に講話をなさる際、「できる人」と「できた人」の違いは何かわかる?と聞くと、子供たちは「できた人」のことを「努力してできるようになった人」と答えるそうです。 そこで上野宮司様は「できた人」とは、「心がよくできる人のこと。気づいて行動できる人のことだよ。」とおっしゃるそうです。 そして子供達に、「できる人とできた人、どっちになりたい?」と尋ねると、ほぼ全員が「できた人になりたい」というそうです。


子供達は、聞けば分かるのですね。心がよくできる人の方が行動ができる人より大切なことだと。


『願いが叶う神様ポイント』は、熊野速玉大社のサイトにも掲載されていて、お願いすると送ってもらえます。 多くの方に手に取って読んで頂きたいと思っています。


速玉大社本宮の、神倉神社、ゴトビキ岩にも参拝させていただきました。


帰りの電車は2両編成で、気づいたら1両に一人ずつしか乗っている人がいませんでした。


上野宮司様、平野ぐれ様、お世話になりました。ありがとうございました。





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