「世界の神話はほとんど歴史との連続性がない。しかし唯一、日本の歴史だけは神話と結びついている」レヴィ・ストロース(文化人類学者)
金曜日は、「リーダーのための言霊塾」入門編第53期を開催していました。昨日は、言霊塾の上級、「清明塾」を開催していました。
この時代に、この国に生まれたことの中に使命があると感じています。それは、どの国に生まれた方にもあるものだと思います。
私は日本に生まれたので、頂いた文化的恩恵に感謝しつつ、どのように活かして社会に還元できるか?を探求しています。
すると、我々がどこから来て、何者で、何処へ行くのか?
を語っていると言われる神話に行き着きます。
この絵は、『やまとことば神話』の表紙にもなっている絵です。自己理解は自己肯定を生みます。育った国の文化を知ることは、自分の力になります。
世界一長い歴史を持つ日本には、重層的な厚みのある文化があります。その文化を知る一つのシンプルな入り口として、古事記を読むことは必須なほどに大切なものだと思います。
小さな子供にもわかるように描かれている写真の絵本『やまとことば神話』はそれに最適です。
あなたは、この時代にこの国に、何をするために生まれてきましたか?
あなたがこの世にもたらすものは、何ですか?
そんなことを、リーダーのための言霊塾では、探求し、実践しています。
枝葉末節でなく、根幹。
常にこの世の根幹に触れ、本質を見ていたいと思います。
この絵本の読み語りをする方、言伝師養成講座にて、これまで30名ほどの方々に言伝師になっていただきました。絵本をただ読むだけより、古事記の背景も含めて読み語りを聴くのも、自分が読み語るのも、言霊を響かせるという意味でとても大事なことだと思っています。
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