人の意識は一つのことに焦点を当て、それ以外が盲点になる仕組みになっています。問題が起こると、問題のみに焦点を当て、可能性や感謝できることに意識を向けることが疎かになりがちです。 地球環境に関しても、1970年代頃から書籍等でも様々に警笛が鳴らされ続けてきました。 しかし世界はなかなか改善してこなかったところに、SDGsが(ようやく)合意され、世界共通の目標が設定されました。2000年にできたミレニアム開発目標も、2015年にできたSDGsも、共通して目標を設定しています。 問題に焦点を当てるのではなく、望む未来に焦点を当てる。 これは脳の仕組みから言っても理にかなっていますね。 「どのようにこの問題を乗り越えるか?回避するか?」に焦点を当てるのではなく 「もしこの問題が解決されたとしたら、どうなりたいのか?」に焦点を当てる。 この発想法を多くの人が持てば持つほど、社会や個人の生活はより良い方向に変わって行くことと思います。 こうした脳の使い方を知ってから17~8年が経ちますが、私の人生そのものが大きく変化しましたし、このことをお伝えするようになってから15年以上が経ちますが、お伝えした方々の人生が望む方向に好転して行かれる姿を見たり様子を聞いたり、御本人の醸し出される空気感に触れ、本当にそうだなと、思っています。 可能かどうかを脇に置き、方法が分からなくても望む未来を思い描いてみる。そしてその未来がきっといつか叶うと信じてみる。(無理だと思わないでひとまず心の隅に置いておく) この発想法の科学的理屈が知りたい方や、分かっていてもできない方がその考え方の習慣を変えるためのセミナーやワークショップを日々開催しています。 2月29日(土)はSDGsゲームとSDGsを実践するためのアイデア出しワークショップを開催していました。 社会には、はっとするような発想で諸問題を解決する方法が生まれ続けています。そうした事例をいくつか紹介しながら、アイデアを掛け算していく体験をしていただきました。 「アイデア出しの仕方が具体的に体験できて、大変参考になりました。ちょっとしたことでもいろいろと話してみることがアイデアにつながるのか、と思いました。」 「課題は一人で頑張るだけでは解決しない。一方で一人ひとりが気付く、意識することが大事だなと気づきました。」「自分と違った視点、アイデアをたくさん知ることができて面白かったです」 「アイデアを重ね合わせて統合することで様々な社会課題を解決できることにやりがいがありました」 「それぞれの個性を発揮して想定外のアイデアも出て面白い企画になりますね」 「一見全然関係のないアイデアと課題でも最終的には思いもよらないものが出来上がったりして面白かったです。やり方も簡単なので機会があれば積極的に活用したいです」 「多くのアイデアの種を出して突拍子もない結びつきから遊び心を持ってつなげていくのが楽しかった。バックグラウンドが違うからこそ自分では見えない気付きがあった」 参加されたみなさん、どうもありがとうございました。 あなたは、本当はどうなりたいですか? もしその望みが叶ったら、次にどんな素敵なことが起こるでしょうか? そして、どんな気持ちになるでしょうか?
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